
スイス・インドア優勝

フェデラーは試合後の記者会見で謙虚にこう語った。
「もう一度優勝を経験するとは思わなかった。
決勝に残ったことに驚いた。」
そして、「信じられないほど特別な週であった。」と。
なんだか、今年のスイス・インドアはすごく早く終わった気がする。
準決勝の試合後のインタビューで「リベンジしたい。」と語ったとおり、
過去、スイス・インドアで決勝戦で2度対戦し2敗の相手、
フアン・マルティン・デル・ポトロと対戦したが、今年はフェデラーの勝利

デル・ポトロは試合直後にかなり落ち込んでいたが、
「いつもあなた(フェデラー)と戦うことは名誉に思う。」と語った。
土曜日の話に戻ると・・・
スイスTV(ドイツ語圏)はフェデラーに賭けた!?
本来は、日曜日の16時からサッカーのライブ放送があるはずだったが、
もしフェデラーが決勝進出となると、サッカーの試合時間と重なるため、
放送予定が早々に土曜日に変更になった。
結果、決勝進出へ。
土曜日の準決勝ではフェデラー自身も納得のパーフェクトのプレーを見せ、
フェデラー自身も「スロービデオのようだった。」と
うまくボールをコントロールできたことを話していた。
もちろん、観客も感動し
試合終了直後には、全員、スタンディングオベーションで、
フェデラーの素晴らしいプレーを称賛した

観客の中にはオリンピック金メダリスト🎖のダリオ・コロニャの姿もあった。
なかなか拍手や声援がなりやまず、
インタビュアーも感動の渦の中でしばらくマイクを持ったまま、
待たなければならなかった。
他のトーナメントではなかなか見られない、とてもいい光景だった

そして、決勝では・・・、
両者ともに思うようにプレーができなかったとき、
特にフェデラーに関しては珍しく感情を表に出すときがあった。
センターコートのネットは一度、
デル・ポトロとフェデラーからもラケット

スイス・インドア8度目の優勝となり

今年のウィンブルドンと並んで、今年のラッキーナンバーは"8"となった。

毎回、応援に来ていた、こちらのフェデラーファンも大喜び



授賞式では、なんと、やはり、オリンピック金メダリスト🎖の
ファビアン・カンチェラーラから優勝カップ🏆を授与された!
試合後の恒例のピザ・パーティ




ボール・キッズへピザをご馳走するということだけでなく、
フェデラーがくじを引いて、一年間、記念の額を自宅で飾っておける権利を持つ
子どもたちを選ぶ。
≪その記念の額の一部:2007年に書かれたメッセージ≫
貴重なフェデラーの直筆である。

ちょっと達筆

≪Für Ballgirls + Ballboys,
Danke Danke Danke
Vergesst nicht.....
Ich bin einer von euch !!!≫
「ボールガールズとボールボーイズへ
ありがとう、ありがとう、ありがとう
忘れないでね.....
僕は君たちのうちの一人だよ。」
【動画】昨日のピザ・パーティの様子

今年の募集要項には昨年の錦織圭の写真が掲載されてある。
先日のブログでお伝えしたように、
バーゼル出身の仲間、チウディネリがキャリアを終え、
➡フェデラーの涙と意欲!
2001年ホップマンカップでミックスダブルスで優勝した
マルチナ・ヒンギスもダブルスでキャリアを終えた。
彼女はフェデラーより1歳年上である。
フェデラーはまたこのように語っている。
「私はいつも最後のタイトルであると思いながら楽しんでいる。」
もちろん、来年もまた同じようにプレーできることを
本人も望んでいるし、ファンも期待している

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出典:SRF TV, Tele Basel, Blick, 20min
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