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※チューリッヒ湖とWädenswil/ヴェーデンスヴィール の町 ※photo by zhaw.ch



タイトルだけを見ると、「ミュラー・トゥールガウ」って誰?と思いたくなりますが・・・

人の名前のような"Müller Thurgau/ミュラー・トゥールガウ"というブドウの品種があるのを

知っていますか?

Müller-Thurgau
photo by bottlesinabox.com


世界で最も古く成功した交配品種である」と、あるワインサイトで伝えられています。


名前の由来は、最初に交配した人が植物学者のスイスのトゥールガウ州出身の

Hermann Müller/ヘルマン・ミュラー教授だったためということです。



1882年にドイツの旗ドイツのGeisenheim/ガイゼンハイムの研究所でこの品種が交配され、

1891年からはスイスに戻りWädenswil/ヴァ―デンスヴィール

ドイツから約150本の挿し木を持ち帰り、10年以上スイスの土地で成長させたそうです。


チューリッヒ応用科学大学(zhow)のライフサイエンスおよびファシリティマネジメントセンターがあるのも有名です。)




当初、「Riesling/リースリング(♀)」×「Silvaner/ジルヴァーナー(♂)」の交配ということで

1913年には二つの名前を合わせた『Rivaner』の名前が命名されたということです。



長い間、「リースリング」と「ジルヴァーナー」の交配として知られていましたが、

1998年、ドイツ連邦工科大学での遺伝子解析では、

母方は「リースリング」x父方「シャスラ」であると推定され、


さらにその1年後、再度、高度な遺伝子解析をした結果、

父方はマドレーヌ・ロイアル(Madeleine Royale)であると判明。


・・・それでお父さん探しは終止符と思いきや・・・

まだまだ遺伝子研究が続いているみたいですね~。


Wikipediaによると、2009年からの研究ではTrollinger/トロリンガーとのPinot/ピノとみなされているという説も。


いつまで父親探しが続くのでしょうね。



さて、スイスでのミュラー教授の研究の場であった、スイス連邦政府の研究所「Agroscope」は今年の夏で創業126年目を迎えるそうです。


昨年は125周年ということで、研究施設が一般公開されてました。



その研究者たちは、消費者のための良い食品、健康的な環境のための無数の課題、

農業や食品産業のための開発・ソリューションについても意欲的に取り組んでいるそうです。



研究所のオープン当時、世界的に有名になった『ミュラー・トゥールガウ』の研究に先駆け

その後、リンゴやイチゴなどの品種が研究され、野菜・果物の害虫駆除なども含め

効率良い農業システムも開発されたそうです。



古くから、目に見えないところで消費者のための縁の下の力持ち的存在で

スイスの研究がなされていることを、『ミュラー・トゥールガウ』を通して知りました。



チューリヒ州、Winterthur/ヴィンタートゥール地方のNeftenbach/ネフテンバッハ

ブドウ畑で『ミュラー・トゥールガウ』が作られています。


Grand Prix du Vin Suisse /スイス・ワイン・アワード2015』では

『ミュラー・トゥールガウ』カテゴリーで、スイス最高のワインとしてそのワインが表彰されました。



毎年、スイスすべての産地を対象とした、生産地、品種などのカテゴリー別で選ばれますが、

その他2015年のスイス最高のワインは下記サイトでチェックできます。

 ⇒2015年の受賞者リスト



次回はネフテンバッハのブドウ畑の風景やお城、地元で人気のレストランなどをご紹介します。

つづくワイン畑にお城!=チューリッヒからの小さな町の旅= 

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