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スイスでは郵便ポストといえば、黄色いボックス のイメージですよね



でも、Basel(バーゼル)では 約170年前 に作られた白い鳩のデザイン

印象的である郵便ポストがまだ残されていて、今も利用されています




昨日、3つ目のポストをMarktplatz/マルクト広場/Marktplatzの近くで
見つけました。

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お店の建物に設置されてあったのには驚きです



まるでお店のポストのように見えますが、きちんとした公共の郵便ポストなんですよ



以前、見つけた2つのポスト


◆Spalentor(シュパーレンの門)
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◆ライン川の遊覧船の中

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このポストは、"Berri-Briefkästen / Berri’s Basler Dybli-Briefkästen
(ベリのポスト / ベリのバーゼルの鳩ポスト)
"と呼ばれています。


ベリとは、このポストをデザインをした
建築家のMelchior Berri(メルキオール・ベリ)のことです




170年前の歴史をたどってみると・・・、


この『ベリのポスト』は、スイス連邦成立以前の1845年7月1日

利用開始となりました。




スイス連邦を構成するカントンの一つであったバーゼルでは、

1842年、独自の近代郵便制度の導入が検討されはじめました。




それ以前は、配信用の封筒も切手も使用されていなかったということです


16世紀初めに建てられたバーゼル市庁舎の中庭にある彫像からも、

昔の様子がうかがえますね


手紙を折りたたんで封蝋で封印されてあります

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さらに、手紙の受信者は税金を払わなければならない、

郵便ポストは簡単に人の腕が入るほどの大きさで機密性を保つことができないなどの

問題点がありました。




またバーゼルでは、同時にこの新しい『ベリのポスト』の設置とともに、

郵便ポスト利用を高めるために切手の発行にも力を注ぐこととなります。




世界的には、この『ベリのポスト』の利用開始日と同じ日に発行された
"(バーゼルの鳩)"と呼ばれる

2.5ラッペン切手のほうが有名です

鳩の絵の部分はエンボス加工されています。




世界初のマルチカラーでの印刷、
世界初
鳩の絵の切手

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Photo by wikimedia.org




実は、この切手も、ベリ自身の手により、この『ベリのポスト』の鳩のモチーフを
取ってデザインされました

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昨年4月のオークションでは、2枚連なったこの切手がなんと、
15万スイスフラン(約1500万円)で落札されました


当時、ベリはこんなふうに高値がつくとは予想つかなかったことでしょう




バーゼル市民は、この素晴らしい歴史ある『ベリのポスト』を手放したくありませんでした。

スイスのポストは黄色という概念は、バーゼルでは通用しないようです




バーゼルを散策すると、バーゼル市民が愛し続けている素敵なポストを見かけるかもしれませんよ


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皆さんもこのポストから日本へ手紙を送ってみませんか



【Basler Dybli / Basler Taube(切手)展示場所

Museum für Kommunikation Bern




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